車のプラモデル

ミニカーは、自動車を小さいスケールで再現した模型です。子どもが遊ぶものだと思う方も多いかもしれませんが、車好きの皆さんの中には、ミニカーを集めている方もいます。

昔はミニカーが趣味だと公言しにくい空気があったようですが、日本でもミニカーは大人の趣味として受け入れられているようです。

ミニカーのサイズ

ミニカーにはさまざまな種類がありますが、私たちがミニカーと聞いて想像する手のひらサイズのミニカーは1/64スケールで、ミニカーの中ではもっとも小さい縮尺です。

ミニカーは1/12 ・1/18 ・1/24・ 1/43 ・1/64というスケールに分けられています。例えばトミカのフェラーリ SF90 ストラダーレ(1/64スケール)であれば、幅78mm、高さ39mm、奥行27mmです。一方、アマルガムで199個の限定版として販売されたストラダーレのミニカー(1/12スケール)は、幅39cmもの大きさです。

1/12スケールは大きくて、コレクションをするのに1部屋を取ってもあっという間に埋まってしまうかもしれません。それでも、オーナーであれば自分の愛車の完璧なレプリカを持ちたいと思うものです。

憧れの車を手に入れられる

「車は好きだけど、何台も買うわけにはいかない……」と、購入を諦めることは、車好きの宿命でしょう。私も、愛車以外に欲しいと思った車が何台もあります。それでも、お金に余裕が無かったり、乗る機会が少なかったりして、諦めたことがあります。私は公道で走る車に惹かれることが多いですが、また、ル・マンなどレースで使われたマシンも美しいと思います。レース用マシンは、欲しいと思っても、お金があっても、なかなか購入はできませんよね。

でも、ミニカーであれば、手の届かない車やレース用マシンを手軽に購入できるんです!トミカであれば200円程度で揃えられるので、数十台の車をずらっとディスプレイすることも夢ではありません、。広い土地とガレージを用意しなくても車を保管できますし、車に囲まれた生活をかんたんに実現してくれるという魅力が、ミニカーにはあります。

ミニカーといえば、子どものための1/64スケール(手のひらサイズ)のミニカーが主流ですが、それだけではありません。1/12や1/18スケールなど、大きめのミニカーもあります。スケールが大きくなると、機構の再現も緻密になるので、オブジェとして飾って、憧れの車を眺めるのも楽しいですね。